こんにちは!南草津のパーソナルトレーニングジムトレーナー、木下です😊
① 要約|なぜ“体重”だけでは不十分なのか
これまで健康やダイエットの指標として、最も重視されてきたのは「体重」でした。
しかし近年、国内外の研究や医療・運動現場では、体重単体で健康状態を判断することの限界が明確になっています。
同じ体重・同じBMIであっても、
- 筋肉量が多い人
- 内臓脂肪が多い人
では、将来的な病気リスクや死亡率が大きく異なることが分かってきました。
そのため現在は
体重よりも「体組成(筋肉量・体脂肪量・脂肪分布)」を重視する評価軸へと、確実にシフトしています。
② 検証|体重が減っても「不健康」になるケース
パーソナルトレーニングの現場や医療現場では、次のようなケースが珍しくありません。
- 体重は落ちた
- しかし筋肉量も同時に減少
- 基礎代謝が下がり、疲れやすくなった
- 見た目は痩せたが、体力や姿勢が悪化
このような状態は、数字上は「成功」に見えても、
長期的にはリバウンドや生活習慣病リスクを高める結果になりやすいとされています。
特に問題視されているのが、
- 食事制限のみのダイエット
- 有酸素運動に偏った減量
- 短期間での急激な体重減少
これらは脂肪と同時に筋肉を失う可能性が高いことが、複数の研究で示されています。
③ 根拠|なぜ体組成が重要なのか
■ 筋肉量と死亡率・疾患リスク
近年の疫学研究では、
- 筋肉量が少ない人ほど
- 総死亡率
- 心血管疾患
- 糖尿病
のリスクが高いことが一貫して報告されています。
体重が軽くても筋肉量が少なければ、
「痩せている=健康」ではないという評価になります。
■ 内臓脂肪の影響
体脂肪の中でも、特に問題視されるのが内臓脂肪です。
- 炎症性サイトカインの分泌
- インスリン抵抗性の悪化
- 動脈硬化の促進
など、体重とは独立して健康リスクを高める要因とされています。
そのため現在は、
- ウエスト周囲径
- 体脂肪率
- 筋肉量
といった複数指標を組み合わせて評価する考え方が主流になっています。
④ 注意喚起|「体組成」も万能ではない
ここで注意したいのは、
体組成を見ればすべて解決するわけではないという点です。
■ 数値の過信に注意
- 体組成計は推定値であり、測定条件でブレが出る
- 日内変動・水分量の影響を受けやすい
■ 見るべきは「変化の傾向」
重要なのは一回の数値ではなく
- 同じ条件で
- 同じ時間帯に
- 継続して測定し
- どう変化しているか
を確認することです。
■ 目的を見失わない
体組成はあくまで「指標」であり、目的は
- 日常生活が楽になる
- 疲れにくい体を作る
- 将来の病気リスクを下げる
ことにあります。
数字だけを追いかけると、本質からズレる可能性があります。
まとめ
正直なところ、体重だけで一喜一憂していた頃の自分を思い返すと
「ずいぶん雑な指標で身体を判断していたな」と感じます。
体重は減ったのに疲れやすくなったり、逆に体重が変わらなくても
動きやすくなったりする経験は、シナプスのお客様にももよくにあります!
数字は大事ですが、見るべきはその中身と変化。体組成を意識し始めると
ダイエットもトレーニングも無理が減り、結果的に続く人が多い。
結局、健康は近道より「納得できる道」を選んだ方が続けられる、というのが今の実感です!