こんにちは!南草津のパーソナルトレーニングジムトレーナー、木下です😊
妊娠初期に多い「眠気・だるさ」の悩み
妊娠初期に多くの方が感じる不調のひとつが
強い眠気や、何もしていないのに感じるだるさです。
夜しっかり寝ているのに眠い、横になっても疲れが抜けない
今まで普通にできていたことがしんどい😭
こうした感覚に戸惑い
栄養が足りていないのかな?体力が落ちているのかな?
と不安になる方も少なくありません。
栄養を意識しても改善しない理由
妊娠初期の眠気・だるさは
食事や栄養だけで完全に解決できるものではありません。
もちろん、極端な栄養不足は不調の原因になりますが
しっかり食べていても強い眠気が続くケースは非常に多いです。
その理由は、妊娠初期の不調の中心が
ホルモン変化と自律神経にあるからです。
妊娠初期に起こるホルモンの大きな変化
妊娠が成立すると、体内では短期間に大きな変化が起こります。
特に影響が大きいのが、
- hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
- プロゲステロン(黄体ホルモン)
- エストロゲン
といったホルモンです。
これらは妊娠を維持するために不可欠ですが、
同時に、体を「非妊娠時とは全く違う状態」へ切り替える作用を持っています。
プロゲステロンと眠気・だるさの関係
妊娠初期の眠気・だるさに最も関係しているのが
プロゲステロンです。このホルモンは
- 子宮を安定させる
- 妊娠を継続しやすくする
という重要な役割を担っています。
一方で、プロゲステロンには、
- 体温を上げる
- 眠気を誘発する
- 筋肉や血管をゆるめる
といった作用もあります。その結果
- 常に体がぽかぽかしている
- エネルギーを使っている感覚が強い
- 頭がぼーっとする
といった状態になりやすくなります。
これは、体が「休みながら妊娠を維持するモード」に入っている証拠とも言えます。
自律神経が乱れやすくなる仕組み
ホルモンの急激な変化は、自律神経にも大きな影響を与えます。
妊娠初期は
- 交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない
- 睡眠の質が下がる
- 日中に強い眠気が出る
といった状態になりやすい時期です。
「寝ているのに疲れが取れない」という感覚は
体がしっかり休息モードに入れていないサインでもあります。
休む必要がある状態だと理解する
妊娠初期の眠気やだるさは、
怠けているわけでも、体力が急に落ちたわけでもありません。
むしろ、今は体を休ませる必要がある
という、体からの分かりやすいメッセージです。
この時期に無理を重ねると
- つわりが悪化する
- 不調が長引く
- 気持ちまで落ち込みやすくなる
といった悪循環に入りやすくなります。
眠気・だるさへの現実的な対処法
妊娠初期の不調に対してできることは、
「無理に改善する」より負担を減らす工夫です。
- 眠れるときは短時間でも横になる
- 完璧な生活リズムを目指さない
- 予定を詰め込みすぎない
- できない日があっても責めない
これだけでも、体はかなり楽になります。
パーソナルトレーナーとして伝えたい視点
体は、必要があるときには自然とブレーキをかけます。
妊娠初期の眠気・だるさは、「止まれ」のサインです。
頑張りすぎず、体の声を優先できることこそが
長い妊娠期間を乗り切るための土台になると感じています。
まとめ
妊娠初期の眠気・だるさは
- 栄養不足だけが原因ではない
- ホルモン変化による自然な反応
- 休む必要がある体の状態
という点を知っておくことが大切です。
「何もしていないのに疲れる」
それは異常ではなく、妊娠初期にとてもよくあることです。
この時期は、整えるより「守る」。
それくらいの意識で十分です。