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健康と食事

筋トレで“疲れにくい身体”になる科学的理由

こんにちは!パーソナルトレーナーの木下です😊

「最近、疲れにくくなった気がする」
「仕事終わりでも動けるようになった」
筋トレを続けている方の多くが口にするこの変化。

実はこれは気のせいではなく、筋トレによって“エネルギー効率の良い身体”に変化している科学的な証拠です。
今回は、筋トレで“疲れにくい身体”ができるメカニズムを解説します。

🔹1. 筋肉が「エネルギーを生み出す工場」になる

私たちが動くためのエネルギー源は、ATP(アデノシン三リン酸)という物質。
筋トレによって筋繊維内のミトコンドリアが増えると、
このATPをより効率的に作り出せるようになります。

✅ポイント

  • ミトコンドリアは“エネルギー生産工場”

  • 筋トレによって筋肉内のミトコンドリア密度が上がる

  • 同じ運動をしてもエネルギー切れ(疲労)しにくくなる

つまり筋トレは、「スタミナの土台」をつくるトレーニングでもあるのです。

🔹2. 血流が改善し、酸素供給がスムーズになる

筋トレを続けると、筋肉内の毛細血管(毛細血管密度)が増加します。
これは筋肉への酸素輸送効率が上がるということ。

筋肉に酸素がしっかり届けば、乳酸(疲労物質)の発生が抑えられ
疲労感の軽減や回復スピードの向上につながります。

✅さらに

  • 有酸素運動だけでなく筋トレでも毛細血管は発達

  • 酸素供給が良くなると、筋持久力もアップ

  • 日常生活の階段・家事・仕事中のだるさが減る

🔹3. 姿勢筋が鍛えられ、無駄なエネルギー消費が減る

疲れやすさの原因のひとつは、「姿勢の崩れ」
猫背や反り腰の状態では、常に特定の筋肉に負担がかかり、
体が“無駄な力み”を続けてしまいます。

筋トレで体幹・臀部・背筋を鍛えると、
姿勢が安定して力の伝達効率が上がります。

結果

  • 同じ動作をしても消費エネルギーが少なくなる

  • 長時間立っていても疲れにくい

  • 腰・肩・首などのコリも軽減される

というように、体の使い方そのものが省エネモードになります。

🔹4. 自律神経が整い、回復力が高まる

筋トレは一時的に交感神経を刺激しますが、トレーニング後には副交感神経が優位になり、
自律神経バランスのリズムが整いやすくなります。

その結果

  • 睡眠の質が向上(深いノンレム睡眠が増える)

  • 成長ホルモン分泌が促進

  • 翌日の疲労回復が早くなる

筋トレは「疲れるための運動」ではなく、
“疲労をリセットするための運動”でもあるのです。

🔹5. 血糖コントロールが改善し、“だるさ”を防ぐ

血糖値の乱高下は、午後のだるさや集中力低下の大きな原因。
筋肉は「糖を貯蔵する最大の臓器」であり、筋トレによって筋肉量が増えると、
余分な糖を効率よく取り込んでくれます。

これにより血糖値が安定し

  • 食後の眠気

  • 日中のエネルギー切れ

  • 慢性的な疲労感

が改善されるという研究報告もあります(※米国糖尿病学会, 2019)。

🔹6. “疲れにくさ”は筋肉量と比例する

研究によると、筋肉量が多い人ほど
酸素摂取効率・代謝効率・乳酸除去速度が高いことが分かっています。

特に下半身(大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋)を鍛えることで、
全身の血流と代謝を底上げでき、
「身体の土台」から疲れにくくなります。

🔹まとめ:筋トレは“エネルギー効率の最適化”

筋トレは筋肉を大きくするだけでなく

  • エネルギー生産の効率化(ミトコンドリア増加)

  • 酸素供給の改善(毛細血管拡張)

  • 姿勢の安定(体幹強化)

  • 自律神経と血糖の安定(回復力アップ)

といった多面的な作用によって、「疲れにくい身体」をつくります。

疲れを取るために休むことも大切ですが、
「筋肉を動かして、疲れにくい体を育てる」ことが
本当の意味での“休める身体”につながります。

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