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健康と食事

“NEAT”を制する者がダイエットを制す – 日常生活の小さな運動が鍵

こんにちは!シナプスの木下です😁

NEATとは?

「NEAT」とは、運動以外の日常生活で消費されるエネルギーのことを指します。
食事で得たカロリーは「基礎代謝」「運動による消費」「食事誘発性熱産生(DIT)」「NEAT」の4つに振り分けられます。その中でNEATは、1日の消費カロリーの15〜30%を占めるといわれています。

具体的には、

  • 通勤や買い物で歩く

  • 家事(掃除・洗濯・料理など)

  • 立ち仕事

  • 階段を上る

  • 身振り手振りや貧乏ゆすりのような無意識の動き

こうした「運動とは呼ばないけれど体を動かす行為」すべてがNEATに含まれます。

ダイエットにおけるNEATの重要性

運動(ジムでの筋トレやランニング)よりも、日常で積み重なるNEATのほうが、消費カロリーに大きな差を生むことがあります。
例えば、アメリカの研究では同じ体型の人でもNEATの差によって 1日あたり最大で700kcalの違い が出ると報告されています。これは1か月で体脂肪約3kg分に相当する数値です。

つまり「痩せやすい人」は特別な運動をしているのではなく、無意識にNEATが高い生活習慣を送っているケースが多いのです。

痩せやすい人と痩せにくい人の違い

トレーナーとしてお客様を見ていると、NEATの差が体重管理の成否を左右していると実感します。

  • 痩せやすい人
    「階段を自然に選ぶ」「買い物で歩き回る」「家でじっとせずに掃除や片付けをこまめにする」など、NEATが高い傾向があります。

  • 痩せにくい人
    「移動はほぼ車」「デスクワークで1日ほぼ座りっぱなし」「休日はテレビやスマホで過ごす」など、NEATが低い傾向にあります。

この違いは意識的に変えられる部分なので、運動が苦手な方ほどNEATを意識することが大切です。

NEATを高めるための具体的な工夫

特別な時間を取らなくても、NEATは増やせます。おすすめの工夫を挙げると…

  • エレベーターではなく階段を使う

  • 駅やスーパーでは「少し遠回りして歩く」

  • デスクワークの合間にストレッチや立ち上がる習慣を作る

  • 掃除・洗濯・料理を「ながら運動」に変える(かかと上げやスクワットなど)

  • 車を使わず、徒歩や自転車での移動を増やす

  • 電話や打ち合わせは立って行う

こうした工夫を積み重ねることで、1日の消費エネルギーは確実に増えていきます。

トレーナーとしての視点

私の指導経験でも、週に2〜3回の筋トレをしても体重が減りにくい人は、普段の生活でNEATが極端に少ないパターンが多いです。
逆に「週1回のジム通いでも普段よく歩く人」は、無理なく体重を落とせたり、リバウンドを防げるケースが多いです。

NEATを高めることは、筋トレや食事管理の効果を引き出す“土台作り”だと考えています。

継続のコツ

NEATは「頑張る運動」ではなく「生活習慣の工夫」なので、続けやすいのが大きなメリットです。ポイントは次の2つ

  1. 数値化して意識する
     スマホの歩数計や活動量計で「昨日より多く動けたか」を確認するだけでも効果的。

  2. 環境を変える
     「階段を使う」「会社では一番遠いトイレに行く」など、選択肢を先に決めておくと習慣化しやすいです。

まとめ

ダイエットは「食事管理」と「運動」だけではありません。むしろ 日常生活の小さな動き(NEAT)を積み重ねることが、長期的な成功のカギ です。

  • 座りっぱなしをやめる

  • 歩数を少し増やす

  • 家事や移動を“運動のチャンス”に変える

この積み重ねこそが、無理なく痩せてリバウンドしない体をつくる最大のポイントです。
まさに “NEATを制する者がダイエットを制す” といえるでしょう。

 

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