こんにちは!パーソナルトレーナーの木下です😊
「外食が多いから痩せられない」
これはパーソナルジムで非常によく聞く言葉です。
しかし実際には、
外食の頻度が高くても体型を維持、あるいは改善している人は確実に存在します。
その差を分けているのが、
食事内容そのものよりも
カロリーに対する“考え方”と“優先順位”です。
体重変化を決める最大要因はエネルギーバランス
栄養学・肥満研究の分野では、
体重変化の最も大きな決定因子は
摂取エネルギーと消費エネルギーの差(エネルギーバランス)であることが
一貫して示されています。
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食事の内容やタイミングに差があっても
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摂取カロリーが消費カロリーを下回れば
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体脂肪は減少する
これは短期・長期の研究の両方で確認されている事実です。
つまり理論上、
外食であってもカロリーが管理できていれば痩せることは可能です。
【個人的見解】外食=太る、は「思考停止」に近い
現場で感じるのは、
「外食=太る」と考えている人ほど、
実は何も管理できていないケースが多いということです。
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今日は外食だから仕方ない
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どうせ太るなら好きなだけ食べよう
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また明日から頑張ればいい
こうした思考が、
結果的に摂取カロリーを大きく押し上げています。
一方で、痩せる人は
外食の中でも判断軸を持っているのが特徴です。
同じカロリーでも「満腹感」と「継続性」は変わる
研究では、
同じエネルギー量でも
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タンパク質が多い食事
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食物繊維が多い食事
は、満腹感が強く、次の食事での過食が起こりにくい
ことが示されています。
外食は
高脂質・高糖質になりやすい反面、
意識しないとタンパク質が不足しがちです。
これは
「外食そのもの」より
外食での選び方が結果を左右している、という事実を示しています。
【個人的見解】痩せる人は「完璧な外食」を求めていない
痩せている人ほど、
外食でこう考えています。
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一番マシな選択をする
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全部はコントロールしない
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主菜だけは外さない
例えば
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定食なら主菜を優先
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丼ならご飯量を調整
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コースならメインを意識
100点を狙わず、60〜70点を安定して取る。
これが外食でも痩せる人の共通点です。
タンパク質摂取は筋量維持と代謝低下の抑制に不可欠
減量中に
タンパク質摂取量を十分に確保すると、
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除脂肪量(筋肉量)の減少を抑制
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基礎代謝の低下を最小限に
-
リバウンドリスクの低下
が起こることが報告されています。
外食中心の生活で
体型を崩しやすい人の多くは、
カロリー以前にタンパク質が足りていないケースが非常に多いです。
【個人的見解】外食でまず見るのは「タンパク質量」
現場では、
外食が多い人ほど
「まずタンパク質を見ましょう」と伝えています。
理由はシンプルで、
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筋肉を守れる
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満腹感が持続しやすい
-
間食を減らしやすい
からです。
外食で迷ったときは
「カロリー」より先に
タンパク質が主役になっているかを確認する。
これだけで、
外食の質は大きく変わります。
柔軟な食事管理の方が長期的に成功しやすい
厳格な食事制限よりも、
柔軟性のある食事管理(Flexible Dieting)の方が
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ストレスが少ない
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継続率が高い
-
長期的な体重維持に成功しやすい
ことが報告されています。
外食を完全に排除する方法は、
短期的には結果が出ても
長期では失敗しやすい傾向があります。
【個人的見解】外食を「前提」にする方が体は変わる
正直なところ、
外食を避け続けられる人はほとんどいません。
だからこそパーソナルトレーニングジムでは、
「外食をどう扱うか」を最初から組み込みます。
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外食しても戻せる
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外食が続いても崩れない
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普段の食事で調整できる
この状態を作れた人ほど、
結果的に体型が安定します。
まとめ|外食しても痩せる人は「カロリーを恐れていない」
【事実として】
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体重変化はエネルギーバランスが最重要
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タンパク質は減量成功率を大きく左右する
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柔軟な食事管理の方が長続きする
【トレーナーとしての実感】
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外食を前提に考えた人ほど成功する
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完璧を求めない人の方が結果が出る
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判断軸を持つだけで外食は味方になる
外食は、太る原因ではありません。
考え方次第で、十分にコントロール可能な要素です。
カロリーを知り、
優先順位を決め、
柔軟に選ぶ。
それが、
外食しても痩せ続ける人のカロリー思考です。
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